あらすじ

【5分で分かる】キングダムの全あらすじを最新刊(62巻)まで超ざっくり一気に説明

サムネイル画像: 作画引用・出典 キングダム (原 泰久) 集英社 超人気漫画キングダムのストーリーを超短時間で理解できるよう説明! 今でもファンが増え続けているキングダムだが、まだ見たことのない人は60巻を超えるロングストーリーを読み切るにはなかなか時間がかかる。この記事ではそのシナリオを超ざっくり振り返り、なるべくわかりやすく説明する。 弟に反逆されるが鎮圧する(1-5巻 王弟反乱編) 漂(ひょう)という幼馴染と大将軍を夢見る戦争孤児の主人公信(しん)の前に王宮の偉いおじさんの昌文君(しょうぶんくん)という人が来て、王様とすごく似ていた漂を影武者にするため連れて帰る。実は王様の弟の成蟜(せいきょう)が反逆して国を乗っ取ろうとしていたのだった。 結局、漂は王様の身代わりに死に、信は逃げてた王様である嬴政(えいせい)に出会う。 政を追う暗殺者を次々と信が倒して、途中で河了貂(かりょうてん)という子供を仲間にして、国を取り戻すため山の民に協力をお願いしに行くが断られて殺されそうになるが、政が中華統一をする志を語ると、山の民の女王楊端和(ようたんわ)が協力してくれる。 山の民と王宮に戻り、成蟜の飼っていたランカイという怪物を倒して国を取り戻した。 信が初めて戦に行く(5-7巻 対魏 信初陣@蛇甘平原編) 大将軍になりたい信は出世するため兵士として敵国の魏と戦う戦争に行く。そこで麃公(ひょうこう)というめっちゃ強い将軍が総大将をしていた。麃公は敵の総大将の呉慶(ごけい)という魏で強い上位7人のうちの一人を割とあっさり倒す。信は初めての戦なのに敵を倒しまくったので、100人を兵士率いる部隊の大将(百人将)になる。また、そこで羌瘣(きょうかい)という謎に強い女の子に出会う。 政を暗殺者から守る(8-10巻 政暗殺編) 呂不韋(りょふい)という実質秦で一番偉い大臣が王様になりたくて、王を殺そうと暗殺者を送り込む。暗殺者には羌瘣もいたが、結果的に羌瘣とも協力して暗殺者を倒して王を守る。 王騎大将軍と一緒に趙と戦う(11-16巻 @対趙 馬陽攻防編) 敵国の趙が攻めてきたので、王騎(おうき)という秦で一番強い大将軍と一緒に迎え撃つ。信は王騎から飛信隊という名前をつけてもらい敵将を討ち取る。 蒙武(もうぶ)という秦で王騎の次に強い将軍が活躍するも趙の策にハメられて、助けに行った王騎の前に龐煖(ほうけん)という中華で一番強い武人が現れて一騎討ちに。龐煖は昔王騎の婚約者の摎(きょう)を殺した時に怒った王騎に殺されかけたのでリベンジしにきたのだった。 王騎が龐煖に勝つ寸前に、敵が姑息にも王騎へ矢を放ち、その隙をついて龐煖が王騎を倒して瀕死に。龐煖は横槍が入ったのに興ざめして立ち去る。 瀕死の王騎は信に大将軍とはなんぞや?を色々教えて自分の使っていた矛をプレゼントして死ぬ。秦は防衛に成功する。 信は敵将を討ち取った功績で三百人将に昇格。 魏を攻めにいき、老将の蒙驁が気合いで戦う(対魏 山陽攻略編 17-23巻) 趙と戦わない条約を結んだ秦は、その隙に魏を攻めに行くが、もともと趙で一番強くて今は魏の将軍である廉頗(れんぱ)が出てくる。蒙驁(もうごう)は廉頗に一度も勝った事が無かったので焦るが、副将の桓騎(かんき)や王翦(おうせん)がよく戦い、信も輪虎(りんこ)というめっちゃ強い武将を倒す。 最期は蒙驁と廉頗が一騎打ちして、蒙驁は実力以上の戦いをするも死にかけるが、土壇場で桓騎が敵本陣を落として秦が勝つ。 信は敵将を倒した功績から千人将に昇格。 敵国5ヶ国が一気に秦を攻めてきて絶体絶命(合従軍侵攻編 25-33巻) 趙・魏・韓・燕・楚の五国が一気に秦に攻めてきて、秦は絶体絶命の危機に瀕するが、蒙武や桓騎や老将・張唐(ちょうとう)らの活躍で国門である函谷関を守る。信は万極という敵将を討ち取る。 しかし、その隙をついて趙の李牧(りぼく)が、蕞という攻められたら秦が滅びる重要な城を狙って侵攻する。 それに気づいた麃公が止めにいくが、龐煖が現れて殺される。 蕞は兵士がいなかったが、王様の嬴政が蕞の一般民を鼓舞して兵隊にして一緒に戦い、陥落間際に山の民が助けにきてくれて蕞を守る最後に龐煖と信が一騎打ちするがなんとか防いで、秦が勝つ。 信は蕞を守った功績から四千人将に昇格。 羌瘣が姉の仇を取る(34巻 蚩尤決戦) 羌瘣は姉を騙して殺した幽連(ゆうれん)を倒して仇を取ることを目的に生きていたのだが、居場所が分かって戦いに行く。予想以上に強かったが、信たちと出会って心に居場所を見つけた羌瘣は幽連に勝つ。 王弟成蟜が謀略により死ぬ(34-35巻 王弟謀略編) 呂不韋が成蟜が謀反を起こしたと見せかけて王宮を陥れようとするが、改心していた成蟜が抵抗し、謀略に気づいた信もかけつけ成蟜を助けに行く。しかし、成蟜は息絶える。ただ謀略は失敗し、成蟜の人脈は嬴政につく。 魏の要所を秦が攻める(36-37巻 対魏 著雍攻略編) 秦が魏の要所を攻めにいくと魏でめっちゃ強くて死んだと思われていた7人のうちの3人が実は生きていて立ちはだかる。 信と若手の武将で王翦の息子の王賁(おうほん)と王騎の副将だった騰(とう)が活躍して攻める。 王賁は7人のうち一番強い紫伯(しはく)を満身創痍ながらも倒して、信も7人のうち一番知将の霊凰を倒して秦が勝つ。 信は霊凰を討ち取った功績から五千人将に昇格。 嬴政の成人の儀式に母親と愛人が謀反を起こす(37-40巻 対毐国 嫪毐の乱編) 呂不韋にそそのかされて、嬴政の母親の太后とその愛人の嫪毐が謀反を起こす。謀反で嬴政を殺して、反逆者を鎮圧した呂不韋がヒーローとなり王になるという筋書きだったが、信が救出にいく。 信と軍総司令で呂不韋の部下だった昌平君が呂不韋が裏切って、毐国の武将を瞬殺して嫪毐を鎮圧する。 桓騎が残虐な計略で趙を攻める(41-45巻 対趙 黒羊丘侵攻編) 本格的な趙攻略のために桓騎を総大将として秦が攻める。 趙の総大将慶舎(けいしゃ)の知略と、勇将の紀彗(きすい)に苦しめられるが、桓騎軍がゲリラ戦を駆使し、信はとうとう慶舎を討ち取る。 慶舎の部下の岳嬰(がくえい)と紀彗は巻き返そうとするも、桓騎が趙の村民を虐殺して亡骸のアーチを作り紀彗へ見せしめて精神を追い詰め退かせる。結果 虐殺を許せない信や羌瘣が桓騎と衝突するものの秦が勝つ。 信は敵総大将を討ったものの、内輪モメをした責任から昇格せず。 趙国を降伏させるため、鄴へ侵攻する秦(47-60巻 対趙 鄴攻略編) 秦の中華統一を阻む李牧を討ち、趙国の王宮邯鄲を攻めるため、要地の鄴を攻めめるという非常に困難な戦いに打って出る。趙を欺いた王翦の策略で鄴を難民に溢れさせ、桓騎のスパイが城内に火を放ち兵糧攻めにするも、秦軍自身も兵糧が底をつく。 要地の遼陽を壁と楊端和が落とし、主戦場の朱海平原を秦が勝利すれば邯鄲を落とせるところまできた。 信と王賁はそれぞれめっちゃ強い趙峩龍(ちょうがりゅう)と尭雲(ぎょううん)を倒し、王翦と李牧の本軍がそれぞれ相まみえる最終結成に至る。 信は李牧本陣を王翦本軍主攻と挟撃し優位に立つが、王翦本陣も傅抵と馬南慈に挟撃され危機に瀕す。しかし王賁と蒙恬の救援により乗り越える。 あとは信が李牧を討つだけの構図になるが、そこに現れたのが龐煖だった。これまで何度も秦を恐怖に落とし入れた武神龐煖を信がとうとう打ち破ることに成功し、その激闘で生死の境を彷徨うも羌瘣の秘術により命を救われる。 その後、鄴を陥落させるが兵糧が足りず窮するが、斉の救援により助かった秦はとうとう鄴を手に入れた。凱旋した信は将軍になるため姓を得て「李信」となり、蒙恬・王賁とともに将軍に任命された。 敗走した趙の宰相李牧は処刑されそうになるが、趙の暗君悼襄王が急死し免れる。李牧の能力を深く理解し名君の素質がある太子の「嘉(か)」が王位を継ぐと思われたが謀略により暗君の素質が強い「遷(せん)」が王位に就いたことで李牧は司馬商がいる青歌へ落ち延びた。 幕間の間に呂不韋が自害し、 嬴政との因縁の男が静かに物語から姿を消した。(ただ、死んだと見せかけて放浪の旅に出たと描かれている) 魏と同盟し楚の什虎城を攻める(60-62巻 対楚 秦・魏同盟什虎侵攻編) 秦は完全に趙を攻め落とすための体制を作るため、 秦魏の同盟軍で楚の要地である什虎城を攻め、それを魏に渡すことを条件として 魏と同盟を組む。 什虎に蒙武と騰が、魏の呉鳳明が攻め、什虎城の将軍である満羽(まんう)・千斗雲(せんとうん)と軍司の寿胡王(じゅこおう)が迎え撃つ。 満羽と千斗雲はかつてに楚に対抗し続けた猛将中の猛将であり、若手将軍の項翼と白麗も参戦するが、魏が助攻となる呉鳳明の策略の前に敗走し什虎は陥落する。 それにより秦は3年間の魏との同盟を実現し、趙を滅ぼすための体制を整えた。 幕間では苛烈な祭を潜り抜け、祭をせずに生き残った羌瘣を逆恨みし殺しにやってきた妹の羌礼(きょうれい)が登場するが、羌瘣が返り討ちにし、諭したことで改心し有力な味方として信軍に加わった。 本格的に趙を攻める(62-巻 対趙 邯鄲攻略編) 本格的な中華統一のために、嬴政は六大将軍を復活させる(蒙武・騰・楊端和・王翦・桓騎・空席)。 桓騎を総大将とした秦軍が、新たに将軍となった李信・蒙恬・王賁を擁して攻めに入るが、邯鄲の守護神と言われる扈輒(こちょう)に苦戦する。 以上、キングダムのストーリーの超ざっくり振り返りでした。邯鄲攻略戦の行く末はいかに・・・!