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【第一回キングダム総選挙:結果!】全206キャラの頂点は?意外な順位と結果分析、支持率・オッズ換算も

キングダムの濃厚なストーリーを彩る206人の個性的なキャラクターから人気ナンバーワンが遂に決定!ヤングジャンプ公式の人気総選挙の結果の上位30キャラクターを紹介 ヤングジャンプが主催した漫画キングダムの人気キャラクター総選挙。本誌に付属したハガキによる投票と特設サイトからのネット投票の総得票数で2020年5月28日発売のヤングジャンプ6/11号で遂に結果が発表されました。 集まった総投票数は168,105票。 その結果から様々な読者から愛されるキングダムのキャラクターたちの姿が見て取れます。得票数による支持率とオッズと共に、結果を分析していきます。 ちなみに本記事の著者が投票したキャラは、頭脳と武勇を合わせ持つ秦軍総司令・右丞相「昌平君」でした。 第30位 ~ 第21位 第30位 秦 飛信隊「楚水(そすい)」898票 本誌:54位、ウェブ:26位、総合30位古くから飛信隊を支える安定の副長 得票数:898票、支持率:0.5%、オッズ187.2倍 元下僕の出生で密かに飛信隊の活躍を応援していた千人将郭備隊の兵。秦が蒙驁を筆頭に山陽で魏の廉頗と戦った際、郭備が輪虎に暗殺されたことで、飛信隊に配下の700兵と共に入隊し、それ以来の飛信隊を支える安定した副長として活躍している。 信が輪虎を破った際も、捨て身の活躍を見せるなど、その勇猛っぷりは目を見張り、多くの個性的な列将がいる中で30位にランクインするなどファンからの根強い人気を持つ武将だ。 第29位 秦 成蟜夫人「瑠衣(るい)」957票 本誌:17位、ウェブ:47位、総合29位最後まで王弟成蟜を愛し信じ続けた強く美しい女性 得票数:957票、支持率:0.6%、オッズ175.66倍 夫である成蟜(せいきょう)より人気順位が高かった瑠衣。咸陽のクーデターを鎮圧された後、改心した成蟜。妻瑠衣の故郷である屯留で起きた戦を平定するため進軍した際に、呂不韋の策謀により暗殺されてしまう。 夫の死に際、成蟜を愛し続けていることを伝える一途な姿と、成蟜亡きあと味方の諸侯を嬴政(えいせい)陣営に迎えるなど、周囲の信頼も厚い優しく強く美しい印象的な女性キャラクターだ。 第28位 秦 飛信隊「松佐(しょうさ)」1,011票 本誌:29位、ウェブ:28位、総合28位飛信隊きっての頼れる兄貴キャラ 得票数:1,011票、支持率:0.6%、オッズ166.2倍 郭備兵や麃公兵など歴戦の兵を加えて拡大する飛信隊の中でも平民から従軍しているにも関わらず頼りがいがあり槍の使い手である松佐。王騎から飛信隊という名を授けられた馬陽において、百人将の信と共に戦った時からの古参だ。 戦に恐れる新兵にも目線を合わせ、後ろ姿を見せる、リーダーシップと良識に溢れた頼れるキャラクターだ。しかし、趙攻略での朱海平原にて仲間を助けるため奮死を遂げてしまう。 第27位 趙 李牧軍「カイネ」1,083票 本誌:18位、ウェブ:34位、総合27位敵国のキャラでも読者に愛される女武将 得票数:1,083票、支持率:0.6%、オッズ155.2倍 若くして李牧の信頼する腹心であり知性に溢れる女性武将だ。 総選挙ではほとんどキャラが秦国にも関わらず、1000票を超える得票を得た趙国のキャラ。河了貂は昌平君の軍師学校に通っていた際に初めてカイネと出会ってから、何度か戦場で出会うが、敵ながらお互いを敬い心を通わす姿に、読者も愛着を持ってしまうのだろう。 蕞の攻防戦では、城壁から転落しそうになるカイネを河了貂が助け、カイネは趙に亡命するよう持ちかけるなど絆が描かれている。 第26位 魏 大将軍「廉頗(れんぱ)」1,099票 本誌:33位、ウェブ:25位、総合26位元趙国三大天の一人 圧倒的武勇を誇る廉頗 得票数:1,099票、支持率:0.7%、オッズ152.9倍 元趙国の三大天であり、勇猛あふれる将軍廉頗。同じく元三大天であり故人の藺相如(りんしょうじょ)と「刎頸の交わり」という故事の元となった史実でも実在の将軍だ。 趙王の冷遇により魏へ亡命した後に初めての戦となった蒙驁(もうごう)率いる秦軍との山陽の戦いでは圧倒的な勇猛さと仲間想いの姿、豪快さ、潔さ、敵ながら強い魅力を持ったキャラクターだ。 第25位 秦 飛信隊「仁(じん)」1,174票 本誌:14位、ウェブ:52位、総合25位本誌投票で人気だった弓の名手 得票数:1,174票、支持率:0.7%、オッズ143.1倍 飛信隊の新メンバー選抜で圧倒的な弓の使い手として登場した仁淡兄弟の兄である仁。父は中華十弓に名を連ねる蒼源。 趙攻略の際には怖気づく弟を尻目に活躍し、河了貂が窮地に陥った際には命を投げうって救出した勇気あるキャラクターだ。その後弟の淡も兄を救うため覚醒する。その可愛らしいルックスとは裏腹に戦での勇敢な活躍により特に本誌アンケートでは高い支持を得た。 第24位 秦 飛信隊「那貴(なき)」1,199票 本誌:54位、ウェブ:21位、総合24位桓騎軍から飛信隊に入隊したニヒルだが熱いイケメンキャラ 得票数:1,199票、支持率:0.7%、オッズ140.2倍 残忍冷酷な桓騎兵の中では珍しく良識を持った男。尾平が桓騎兵にそそのかされ民の宝玉を盗んでしまい、飛信隊を追放され桓騎兵に暴行されていた際もそれをかばうなど思いやりがある一面を持つ。 黒羊丘攻略編にて飛信隊に一時編入した際に、飛信隊の価値観に共感し自ら志願して飛信隊に入隊し、隊を支える貴重な存在となる。キレると桓騎の腹心で蛮勇の雷土よりおっかないと自負していることから、強さも一線を画しているだろう。 第23位 秦 千人将「オギコ」1,397票 本誌:28位、ウェブ:22位、総合23位キングダムきっての色物キャラがランクイン 得票数:1,397票、支持率:0.8%、オッズ121.9倍 桓騎がおもしろいからという理由で千人将にしている、キングダムの中でもきわめてユニークな愛されキャラクターであるオギコ。キングダムを代表するギャグ担当が本誌でもウェブでも安定的な人気を見せた。 合従軍編では国門函谷関から見事敵に1矢を浴びせる事に成功した笑 第22位 秦 「漂(ひょう)」1,405票 本誌:23位、ウェブ:23位、総合22位今でも信と想いを共に、天国から大将軍を目指す 得票数:1,405票、支持率:0.8%、オッズ119.6倍 下僕の幼少期に信と共に天下の大将軍を目指した信の大親友である漂。王弟謀反の際に、秦王嬴政と瓜二つであったことから王の身代わりとして命を落とす。強く、知性に溢れ、勇敢で、信の強さを誰よりも認めている存在であった。 今でも信が天下の大将軍を目指す心の礎となっており、コミック第一話で命を落としているがファンから根強い人気を誇っている。 第21位 秦 将軍「録嗚未(ろくおみ)」1,664票 本誌:52位、ウェブ:15位、総合21位王騎の想いを継ぐ元王騎軍第一軍長 得票数:1,664票、支持率:1.0%、オッズ101倍 王騎に絶大な信頼を得ていた元王騎軍第一軍長。秦を代表する大将軍に匹敵する勇猛さをもった熱い男。ウェブ投票で高い支持を得る。 王騎の副官である騰に次いで王騎軍を支え続けた強さを誇る勇将。騰のボケにツッコミを入れるユーモラスな場面もファンの心を掴んでいる。 第20位 ~ 第11位 第20位 秦 左丞相「昌文君(しょうぶんくん)」1,795票 本誌:29位、ウェブ:16位、総合20位秦王嬴政を支え続ける名家臣 得票数:1,795票、支持率:1.1%、オッズ93.6倍 王弟謀反から嬴政を支え続ける昌文君。かつては王騎と共に戦場を渡り歩いた名武将。呂不韋との権力闘争にも嬴政を支え続け、嬴政の加冠後には軍総司令である昌平君と共に丞相に着任した秦国を支える名臣だ。王騎からも武人時代に気骨のある男と一目置かれていた。 内政では治水事業で秦を豊かにするなど、戦以外にも嬴政にとってなくてはならない存在であり、ファンからの支持も高いキャラクターであると言える。 第19位 秦 六大将軍「摎(きょう)」1,811票 本誌:13位、ウェブ:24位、総合19位六大将軍唯一の女性で王騎の元婚約者 得票数:1,811票、支持率:1.1%、オッズ92.8倍 六大将軍の一人で最強の女性将軍である摎。強さと美しさを兼ね備え、王騎の婚約者。 昭王の妾の子供であったことから王騎に引き取られたが、王騎に憧れ、100個の城を落としたら王騎と結婚をするという約束をするも、100個目を目前にして龐煖に襲撃され討死してしまう。 そんなエピソードと、健気さ、美しさ、強さからファンを魅了する女性キャラクターだ。 第18位 趙 三大天・宰相「李牧(りぼく)」2,018票 本誌:16位、ウェブ:20位、総合18位これまで最も秦を苦しめる宿敵 得票数:2,018票、支持率:1.2%、オッズ83.3倍 王騎を討ち取った馬陽から、直近の朱海平原の戦いまで幾度となく秦軍を苦しめた趙国最大の宿敵である李牧。 その高い知略と甘いマスクとは裏腹に、秦の将軍を瞬殺するなど武力も圧倒的なキングダムの敵国キャラの中でも圧倒的な存在感を示す。 一方で、愚王である趙王からは冷遇されながらも、健気に国を守ろうとする姿は共感・同情する面も多い。 第17位 趙 闇商人「紫夏(しか)」2,329票 本誌:12位、ウェブ:19位、総合17位今でも嬴政の心の礎となっている尊い存在 得票数:2,329票、支持率:1.4%、オッズ72.1倍 趙国の人質となっていた嬴政が秦国の世継ぎとなることが決まった際に、趙国脱出を助けた女闇商人。 秦を恨んでいた趙の民から凄惨な迫害を受けていたことで心を失っていた嬴政を救い、嬴政が中華統一を志すキッカケとなった強い信念を持った女性。 命を投げうって嬴政を守った感動的なエピソードは、今でもキングダムファンの心を掴んで離さず、秦以外の国のキャラクターでは第二位にランクインした。 第16位 秦 千人将「亜花錦(あかきん)」2,411票 本誌:9位、ウェブ:18位、総合16位ミステリアスだがここぞという時に活躍する武将 得票数:2,411票、支持率:1.4%、オッズ69.7倍 序盤からのキャラクターを差し置いて、本誌投票ではなんとTOP10にランクインした人気キャラクターの亜花錦。 朱海平原で王翦(おうせん)軍の亜光(あこう)軍に属する千人将として登場した。 「ギギギギ」という口癖と強烈なルックスの半面、戦略眼に長け、味方のピンチを救い困難なミッションをさらっとやってのける有能な武将。 能力は高いが、元悪童で性格難から千人将どまりの無名の実力者として描かれ、玉鳳隊の関常(かんじょう)からも亜光軍で最も死ぬには惜しい逸材と評されている。 第15位 魏 将軍・廉頗四天王「輪虎(りんこ)」2,454票 本誌:45位、ウェブ:13位、総合15位幾度となく信を苦しめた勇将輪虎 得票数:2,454票、支持率:1.5%、オッズ68.5倍 ウェブ投票で圧倒的な支持を得た、廉頗四天王の中でも最強を誇る勇将輪虎。龐煖を除くと、かつて主人公の信を最も苦しめた最大のライバルであると言える。 その少年のようなルックスとは裏腹に圧倒的な強さを持ち、戦争孤児だったところを廉頗に拾われてからそれを天命として廉頗の剣となり前線で戦い続けてきた姿は、主人公の信と重なる点も多く、それが多くの支持を得た所以かもしれない。 第14位 秦 将軍「王翦(おうせん)」3,055票 本誌:10位、ウェブ:14位、総合14位戦わずして勝つ 秦軍を支える類まれなる智将 得票数:3,055票、支持率:1.8%、オッズ55.3倍 「絶対に勝てる戦にしか興味が無い」と豪語するミステリアスな智将である王翦。趙攻略では秦軍の総大将に抜擢されるなど嬴政・昌平君からの信頼も厚い。現場の武将で李牧の策略に対応できる唯一の将軍であると言える。 一方で自らが王になることを目論んでおり、朱海平原では李牧に投降して共に新たな国家の建国することを打診するなど、今後の動向が気になるところだ。 第13位 秦 大将軍「麃公(ひょうこう)」4,226票 本誌:25位、ウェブ:11位、総合13位信が憧れた本能型の大将軍像 得票数:4,226票、支持率:2.5%、オッズ39.7倍 秦軍の列将の中でも最も猛々しく、戦場で生き抜いた男の中の男である麃公。信の初陣では総大将を務め、信の描く大将軍像に大きな影響を与えた。 六大将軍に入る実力を持っていたものの王都への招集を断り続け、戦場の前線で生きることを貫いた。咸陽を守るため龐煖との戦いの死に際に、信に送った言葉の数々はファンの胸を打った。 第12位 秦 飛信隊「河了貂(かりょうてん)」4,303票 本誌:5位、ウェブ:17位、総合12位物語序盤から信を支え続ける女軍師 得票数:4,303票、支持率:2.6%、オッズ39倍 […]

【キングダム最強武人TOP10】単騎で純粋に最も強い武将をランキング!徹底分析。※随時更新・保存版※

サムネイル画像:作画引用・出典 キングダム (原 泰久) 集英社 勇猛で屈強な武将が多数登場することが漫画キングダムの最大の魅力!その中で気になるのが「誰が一番強いのか?」軍としての強さではなく圧倒的な”個”として最強の武人をランキングにしました! キングダムに登場し、戦場の前線で戦う武将たちにも様々なタイプが存在する。李牧(りぼく)や呉鳳明(ごほうめい)のような盤上の策を見通す知略型の武将、桓騎(かんき)や王翦(おうせん)のような場面で兵を上手く操り組織で勝つ軍略型の武将、麃公(麃公)や蒙武(もうぶ)のような単騎の圧倒的な強さで軍を率いる勇猛型の武将。それを全て兼ね備えた王騎や、戦に興味は無いが武力では比類ない龐煖(ほうけん)など、タイプは様々。 今回は、「単騎」で最強な武人は誰なのか?という観点からランキング。戦を勝利へ導くかではなく、ただただ個の実力として強い武将を分析しているため、軍師や個としての戦いが物語の中で描かれていないキャラはランキングしていません。また、史実も考慮していません。純粋な漫画の中での戦いと、キャラクターの発言などから優劣を判断しています。 また、楚の「項燕(こうえん)」や趙の「司馬商(しばしょう)」などのまだ描かれていないキャラクターや、燕の「楽毅(がくき)」や秦の「摎(きょう)」や「白起(はくき)」のような過去の六大将軍など登場時に既に故人となっていたキャラも含んでいません。 第10位 秦 大将軍「麃公」 秦 六大将軍に肩を並べた秦を代表する超武闘派将軍! 信が尊敬してやまなかった戦場に生まれ戦場で生きた生粋の猛将であった麃公(ひょうこう)。その武力と本能型の計略により様々な戦局で秦の窮地を支え続け、特徴的なギザギザの歯とその豪快なキャラクター、人を惹きつけてやまない発言や生き様にキングダムファンに愛される大将軍。キングダム物語の序盤から魏火龍七師の呉慶(ごけい)をあっさり打ち破り、没する間際の龐煖との戦いも強さの証明の一つだ。そんな麃公の強さを根拠となる点としては以下があげられる。 六代将軍級の実力者であり戦神と呼ばれた秦の昭王から何度も咸陽へ呼ばれていたが、戦場で生き続けたいという理由から六大将軍になることを断っていた(王騎(おうき)や摎に肩を並べる強さと推察) 魏火龍七師の呉慶をあっさり討ち取る 結果敗れるものの龐煖と互角に渡り合い、死に際片腕をへし折る 一騎打ちのシーンが少ないため純粋な武力としての強さは推測の域であるものの、その他の比較対象と比べ強さの信憑性は高いといえる。 武力ランク:AA 【主な首級】呉慶(魏 大将軍 魏火龍七師@蛇甘平原) 第9位 秦 大将軍「騰」 王騎の右腕として共に乱世を駆け巡った武勇は折り紙つき! 王騎の副将として長きにわたり王騎と戦場を駆け巡ってきた騰(とう)。常にポーカーフェイスで、たまにブラックジョークを放つユーモラスなキャラクターであり、”ファルファル”と独特な擬音で敵を切り刻んでいく姿は多くのキングダムファンから愛される存在である。 猛将との一騎打ちシーンはそう多くない騰であるが、その強さを裏付ける根拠としては以下が挙げられる。 楚の将軍で超武闘派の臨武君(りんぶくん)を瞬殺 王騎の没時に「あなたの実力は私に見劣りしない」と言わしめ、猛将揃いの王騎軍を任されている 蒙武に対し「王騎の死がお前を強くした。そしは私は元々強い」と自己評価し、蒙武も実力は分からないが王騎が認めた男と納得している場面がある 趙国  鄴攻めの際に秦軍の大将軍に任命されている 一騎打ちシーンが少ない分、比較対象が少ないものの個の武力は相当なものであると推察できる。 武力ランク:AAA 【主な首級】趙荘(趙 軍師 @馬陽攻防編)、臨武君(楚 将軍@合従軍侵攻編) 第8位 趙 将軍「尭雲」 三大天 藺相如の十傑で最も強かった尭雲の武は廉頗(れんぱ)に匹敵!? 史実では登場しないキングダムのオリジナルキャラクターである尭雲だが、趙の三大天であった藺相如の配下である十傑の中でも最も強い武将であり「藺相如の武そのもの」と言わしめていた。つまり、当時藺相如と刎頚の交わりであった最強クラスの武力を有していた廉頗に匹敵する武力を尭雲は持っていると読み取れる。鄴攻略の朱海平原に登場する武将の中でも最も強い将軍であると描かれていることからもその強さは折り紙付きであると言えるだろう。 藺相如との関係性から廉頗並みの強さを持っていると推察できる 朱海平原での信と王賁(おうほん)との戦いを見るに相当な強さを持っている 武力ランク:AAA 第7位 秦 将軍「王賁」 信を上回る成長を遂げる王賁の槍術はもはや中華一!? 信の良きライバルである玉鳳隊の王賁(おうほん)。王翦の息子であり、クールな佇まいに反して大将軍を目指す熱き想いを持った武将だ。キングダムの若武将の中でも突出して成長を遂げる王賁は、正統な槍術を操り多くの敵将を葬ってきた。 特に著雍攻略編では王賁自ら唯一勝ちに導く計略を進言した上、魏火龍七師で中華一の槍使いである紫伯を討ち取り、鄴攻略戦では尭雲を打ち破るなど圧倒的な強さを証明してきた。 秦の六大将軍、趙の三大天に並ぶ強さを誇った魏火龍の一人であり、同じく魏火龍の太呂慈(たいろじ)・晶仙(しょうせん)・馬統(ばとう)を一人で葬った中華一の槍術をもつ紫伯を討ち取った 三大天 藺相如の武を担っていた尭雲を双方手負いの状態ながらも討ち取った 紫伯を倒した時も、尭雲の時も同様に王賁は満身創痍であったが、その捨て身の極限状態であったことが本来以上の能力を引き出し勝利に導いたとも言える。しかし、戦いを重ねるごとに確実に王賁の本質的な強さは高まっており、その強さはもはや大将軍級だ。 武力ランク:AAA 【主な首級】紫伯(魏 大将軍 魏火龍七師@著雍攻略 編)、尭雲(趙 将軍@鄴攻略戦編) 第6位 魏 大将軍「廉頗」 元 趙三大天の一人で当時趙で最も強かった伝説の猛将! 秦の六大将軍が活躍していた時代に、趙の三大天の一人であった廉頗。同じく三大天の藺相如と廉頗がいたため当時の秦は容易く趙を攻めることはできなかった。六大将軍の胡傷(こしょう)や白起と激戦を繰り返し、知力の藺相如と比べ武で趙を守ってきた趙ナンバー1の強さを持った廉頗であったが、長平の戦いでは趙王に疎まれ更迭されてしまう。(それにより趙は大敗し、白起に捕虜40万人を生き埋めにされるという悲劇に見舞われることとなる。) 趙王に愛想をつかし魏に亡命する際には当時趙国ナンバー2の強さであった楽乗(がくじょう)を破り、藺相如からも敵国のライバルである王騎からもその強さに一目を置かれていた廉頗はキングダムの将軍の中でも最強クラスであったことは間違いないだろう。 三大天 藺相如がその強さを認め、当時趙で最も強かった。それにより六大将軍が最も活躍していた昭王時代の秦国も容易くは趙に攻めれなかった 王騎とライバル関係にあり、魏へ亡命した際は王騎が訪問しにいく程、王騎も強さを認めた相手であった 著雍で秦軍を苦しめた武勇を誇る輪虎を育て、輪虎より強かった 蒙武の父である蒙驁を一騎打ちで圧倒し腕を叩き切った 武力ランク:S 第5位 楚 大将軍「汗明」 自他ともに認める大国 楚を代表する超武闘派の猛将! 合従軍では楚の総大将を務め、他国からは楚の巨人と恐れられている汗明(かんめい)。初陣より無敗を誇り、自らを超越者と評す圧倒的な強さを持つ猛将だ。 その強さを裏付けるエピソードとして、秦の六大将軍の一人であった王齕(おうこつ)を一撃で撃退し、さらにその勝利にも特段の高揚もなかったと言い切っている。 最後は至強を決する戦いとした蒙武との激戦の上に戦死したが、王騎亡き今秦で最も強いであろう蒙武と相打ち間際の壮絶な戦いを演じた汗明は、名実ともに最強クラスの猛将であったと言える。 初陣より無敗で他国から楚の巨人と恐れられていた 秦の六大将軍である王齕を一撃で退けた 合従軍では大国楚の総大将として開戦の合図を任され、最も重要な戦局である函谷関の布陣の中核を担う 蒙武との一騎打ちで序盤は蒙武を圧倒し、ほぼ互角の戦いを見せた 武力ランク:S 第4位 秦 大将軍「蒙武」 現在の秦国で最も強いであろう豪将!その強さは中華一の水準に! 元々呂氏四柱の一人で、呂不韋(りょふい)陣営の武を一手に担っていた蒙武。策を武力打ち破れる唯一の存在であると昌平君(しょうへいくん)から評され、中華最強の証明以外興味が無いと言い切る蒙武の強さを証明する最も象徴的な出来事は楚の巨人汗明を討ち取ったことであろう。 個の圧倒的な武力の一方で、馬陽では趙軍の策により窮地に立たされ、結果王騎が龐煖によって討死するキッカケになってしまうなど苦い経験もあったが、それもまた蒙武を強くする糧になったと言える。 中華全土に轟く強さを持った楚の大将軍 汗明を討ち取った 蒙武の強さの裏付けはここに尽きるだろう。ここからさらなる蒙武の猛勇ぶりを楽しみにしたい。 武力ランク:S 【主な首級】汗明(楚 大将軍@合従軍侵攻 編) 第3位 趙 三大天「龐煖」 とにかく強さを極め続ける求道者・武神龐煖! とにかく桁外れの強さで描かれ、自らを武神と称する龐煖。馬陽で王騎を葬り、合従軍で麃公を葬り、信が憧れた大将軍たちを次々と討ち取ってきたキングダム史上最も恐ろしい存在である。 ただただ自らの強さを証明するために強い相手を求めて出現し、その相手は王騎同様に戦場にいるという李牧の手引きで趙の武将となっているが、従軍はせずに神出鬼没の存在だ。 摎(きょう)を殺害した際に激情した王騎に一度敗れたが馬陽にて王騎と再び相まみえることになり自らの強さの証明をしようとするも、李牧(りぼく)軍の魏加(ぎか)が放った矢を浴びた王騎に隙が生じたことで勝ったため本当の証明にならず興ざめし、さらに強い相手を求めて鄴攻略編の朱海平原に登場することとなる。 秦 六大将軍の王騎を横やりが入ったものの討ち取る 秦 大将軍の麃公を圧倒し討ち取る 100個目の落城を目前としていた秦 六大将軍の摎を討ち取る 武力ランク:SS 【主な首級】摎(秦 六大将軍)、王騎(秦 六大将軍@馬陽攻略編)、麃公(秦 大将軍@合従軍侵攻編) 第2位 秦 将軍「信(李信)」 キングダムの主人公にして着実の強さを高めていく信その戦いぶりはもはや大将軍級!? ストーリー序盤から強さのポテンシャルを発揮し続けてきた信。これまで剣を主な武器としてきたが、趙の鄴攻めの際には馬陽で没する王騎から受け継いだ矛を使いこなすまでに成長した。 鄴攻めでは朱海平原の右翼を任され、趙の将軍である慶舎の配下である岳嬰(がくえい)を瞬殺し、藺相如(りんしょうじょ)の十傑の一人である趙峩龍(ちょうがりゅう)の配下である徐林(じょりん)も話にならないレベルで瞬殺されるなど、敵国大将軍級の配下である手練れの武将はもはや相手にならない。その後、趙峩龍も討ち取り戦局を大きく有利にしている。 そして、 鄴攻めのクライマックスでは遂に最強の宿敵である龐煖を打ち破った。龐煖との激闘後、生死の境を彷徨い羌瘣の秘術により命を救われることとなったが、それを踏まえても龐煖を超える強さを発揮したと言える。そんな信の強さの根拠となる点としては以下が挙げられる。 蕞城の防衛においてキングダム史上最強の一人であろう龐煖に致命的な一撃を与え、その後朱海平原にて討ち取った 武闘派を含めた将軍級の首級を数多く上げている(慶舎(けいしゃ)、輪虎(りんこ)、趙峩龍 など) 廉頗に匹敵する強さを持つ尭雲(ぎょううん)と互角に戦い、王騎を彷彿とさせると言わしめる 魏火龍七師で最も武闘派の凱孟(がいもう)と互角に戦っている 比較対象となる武将との戦いぶりを見ても、信が既に単騎でも大将軍級の強さに成長していることが伺える。 武力ランク:SS 【主な首級】馮忌(ふうき 趙 将軍 @馬陽攻防編)、輪虎(魏 将軍@山陽攻略編)、万極(趙 将軍@合従軍侵攻編)、霊凰(れいおう 魏 大将軍 魏火龍七師@著雍攻略編) 、慶舎(趙 将軍@黒羊丘侵攻戦編)、岳嬰(趙 将軍@鄴攻略戦編)、趙峩龍 (趙 将軍@鄴攻略戦編) 、龐煖(趙 三大天@鄴攻略戦編) […]

【選抜!美女TOP10】キングダムの女性キャラで最も美しいのは?1位はやはりあの美女!?

サムネイル画像:作画引用・出典 キングダム 16巻(原 泰久) 集英社出陣する六大将軍・摎 熱い漢たちの激戦を描く漫画「キングダム」。その中にも華やかで強く印象的な女性キャラクターの存在が物語をさらに彩る。最も美しい上位10人をランキング 強さ、頭脳、信念、それに加え可憐さ、美しさ、可愛さ、色気を兼ね備えた魅力的なキングダムの女性キャラクター達。そんな美女の存在が乱世を彩り、物語をさらにおもしろくさせる。またそれにまつわるストーリーも感動目白押し。キングダムの美女たちの中でも神10を徹底選抜!あなたの推しメンは? 第10位 楚 宰相「媧燐(かりん)」 知略と強さに匹敵する圧倒的な色気。Sっ気。キングダム史上最強の肉食女子! 合従軍編で楚国の第二将を担い、春申君(しゅんしんくん)が暗殺された楚国の丞相に就任するなど、キングダムの女性の中でも武力と知力とリーダーシップを兼ね備えながら、美人で持ち前のナイスバディーで圧倒的な存在感を漂わせる。ユーモアもあるが失敗は許さない厳しさや敵に容赦しない冷酷さもあり、その過激な性格と色気にドMにはたまらないキャラクターだ。 そんな媧燐だが、物語の中で幼少期に戦場で弟と生き別れたという悲しい過去があることを回想するシーンが描かれている。これが何かの伏線になっているのかもしれない。自身の過去に触れられる事を極端に嫌がる媧燐だが、そんな経験が媧燐の強さにつながっているのかも知れない。 美しさ:★★★★☆ 可愛さ:★☆☆☆☆ 色気:★★★★★ 性格:★★☆☆☆ 第9位 秦 後宮 宮女「陽(よう)」 嬴政(えいせい)の正室である向の親友である陽!その天心爛漫な可愛さと、芯の強さに魅力されること間違いなし! 秦国の後宮で宮女をしている陽。とても可愛い容姿ではあるが秦王の嬴政からはなかなかお声がかかず、子供の頃からの親友であるどちらかというと地味な向が嬴政に気に入られる。それでも向が嬴政と結ばれたことを自分ごとのように喜び興奮する純粋な陽の姿は読者をグッと魅了する。 嬴政が加冠の儀を迎え際に毐国のクーデターにより咸陽が落城し後宮へ敵襲が迫った時も向と嬴政の嫡子である麗を守るため、自ら命を張って敵を食い止めようとする。信が間に合い敵を掃討した事で助かるが、可愛さだけでなく信念の強さを見せる陽の姿に心を揺さぶられる。 信の将来の嫁には羌瘣(きょうかい)や河了貂(かりょうてん)という魅力的な女性が周りにいるものの、信に救われて胸キュンだった陽とくっつくのもアリなのでは?と思わされる存在である。 美しさ:★★☆☆☆ 可愛さ:★★★★☆ 色気:★★☆☆☆ 性格:★★★★☆ 第8位 趙 闇商人「紫夏(しか)」 嬴政に秦王としての使命を諭した美しき闇商人「紫夏」。その美しすぎる生き様に感涙必至! 秦国の王族でありながら趙国に人質にとられ不遇の幼少期を送っていた嬴政。呂不韋の策略により秦王となった 荘襄王の嫡子として趙国を脱することなったが敵国の次期国王を狙い趙国の刺客が嬴政を殺害しようと追う。 それを救ったのが趙の闇商人であった紫夏であった。紫夏の手引きで関所を越えていくがとうとう刺客に追いつかれてしまう。 幼少期の凄惨な記憶がトラウマとなり痛みを感じなくなってしまい、秦に多くの命を奪われた趙の怨恨に囚われ我を失った嬴政に紫夏は”誰よりも痛みを知っているあなたは誰よりも偉大な王になれる”と生きて王になることを諭す。そして紫夏の命を懸けた奮闘により嬴政は生き残り、紫夏は息を引き取ることとなる。 紫夏のように強く、思いやりがあり、美しい凛とした女性との出会いが嬴政の中華統一の志を生み出した源泉になったといえる。そんな紫夏はキングダムの物語の中でも読者を強く魅了する存在であった。 美しさ:★★★★☆ 可愛さ:★★☆☆☆ 色気:★★★☆☆ 性格:★★★★★ 第7位 魏 紫伯許婚「紫季歌(しきか)」 最愛の人を想い続け、悲運の死を遂げた美女紫季歌。悲劇の愛に心が揺さぶられる! 魏火龍七師であり中華最強の槍術の持ち主であった紫伯(しはく)の血の繋がらない妹であった紫季歌。父の怒りを買い、紫伯との引き離すため魏火龍の猛将であった太呂慈(たいろじ)の妻となることを強要される。 太呂慈に過去の紫詠(しえい 当時の紫伯の名)との関係をいとわない代わりに自分への愛を誓うことを迫られるが、自分が愛す人は紫詠ただ一人と譲らず斬り殺されてしまう。自らの命に代えてでも、愛した人を絶対に裏切らない強い信念を持った一途な姿に感極まる。 私が愛するのはこれまでも これからも 紫詠ただ一人です 紫季歌( 出典:キングダム (原 泰久) 集英社 ) 紫季歌を失い怒り狂った紫伯は太呂慈他、それに加担していた魏火龍のうち3人を葬り乱世の歴史から一時姿を消すこととなる。 美しさ:★★★★☆ 可愛さ:★★★☆☆ 色気:★★★★☆ 性格:★★★★☆ 第6位 秦 成蟜夫人「瑠衣(るい)」 一時はクーデターを企てた成蟜(せいきょう)を支え続けた美女「瑠衣」。想いの強さと深い愛情に感極まる! 合従軍侵攻を防衛後、趙に攻められた屯留の迎撃に向かったのがキングダムの序章で竭氏に推され嬴政の王座奪還を目論みクーデターを起こした王弟成蟜であった。成蟜は改心し、最愛の妻である瑠衣の故郷でもある屯留の防衛を買って出た。しかし、それは嬴政の失墜を狙った呂不韋(りょふい)の謀略であり、成蟜は反逆者の濡れ衣を着せられてしまう。 屯留の城主代行である蒲鶮(ほかく)により牢獄へ監禁されていた瑠衣を救出するため成蟜は奮闘する。信が成蟜の救出に屯留へ辿り着くも、成蟜は既に瀕死の重傷を負っていた。 普段は素直でない成蟜であったが死に際、瑠衣に「あの時から ずっとお前にほれている」と想え、瑠衣はそれに応えるシーンは感涙ものである。瑠衣はその美しさも去ることながら、強い信念を持ち成蟜の一番の理解者であり、成蟜を支え愛し続け、成蟜亡き後離反すると思われていた成蟜陣営の多くの有力者を維持し嬴政を援けることとなるが、それが瑠衣の人柄を物語っている。 王族の妻にして、美しさと強さを兼ね備えた瑠衣はキングダムの女性キャラクターの中でもとても魅力的な存在であった。 美しさ:★★★★☆ 可愛さ:★★★★☆ 色気:★★★☆☆ 性格:★★★★★ 第5位 秦 六大将軍「摎(きょう)」 女性にして六大将軍の一人を担う武勇と美貌を兼ね備えた摎!あの王騎すら魅了した理由は!? 秦の六大将軍のうち唯一の女性であり、武人ながら比類ない美しさを誇った摎。女性として武勇を誇るきっかけとなったのは、実は当時の秦国王であった昭王(しょうおう)の子供であったが、身分の関係から王騎(おうき)の召使いとしてその存在を隠されていたことにあった。摎は王騎から戦いを教え込まれ、共に乱世を駆け巡る武将になった。 摎は王騎を尊敬しつつ、好意を感じ、王騎と100の城を落としたら結婚するという約束を信じてどんどん強くなっていく。 そんな摎へ王騎も愛情を感じ、とうとう最後の1つの城を残したところで武神龐煖(ほうけん)の前に討死してしまう。 怒り狂った王騎は龐煖を瀕死に追い込むも生き残り、この出来事が今後の王騎と龐煖の因縁の一戦につながることとなる。 王騎と共に前線の武将であった昌文君(しょうぶんくん)が摎の生着替え中に遭遇するというお約束シーンもあり武将ながら女性としての色気もあることを見逃せない。 美しさ:★★★★★ 可愛さ:★★★☆☆ 色気:★★★★☆ 性格:★★★★☆ 第4位 秦 飛信隊 軍師「河了貂(かりょうてん)」 キングダム序盤から信を支える山の民の生き残り河了貂。男と振る舞い生きてきた男勝りな河了貂だが成長につれて超かわいい女子になる! 実写版映画キングダムでは人気タレントの橋本環奈がキャストを務めるなど実はアイドル級にかわいかった河了貂。軍師になるため昌平君(しょうへいくん)の養成機関から飛信隊に戻ってきた際には壁も釘付けになる程女性としての魅力を備えていた。 魏火龍凱孟(がいもう)との戦いの際に河了貂が捕虜となってしまった時に、我呂(がろ)が信へどういう関係なのか?と問うと信は「共に戦い続けてきた絶対に見捨てられない妹のような存在」と言うが、物語序盤から信を支え信へ強い想いを抱いている河了貂と信との関係がどうなっていくのかは気になるポイントである。 女性ながらに軍師として非凡な才能を発揮する河了貂の今後に期待。 美しさ:★★★☆☆ 可愛さ:★★★★★ 色気:★★★☆☆ 性格:★★★★☆ 第3位 秦 ”美姫(びき)”「太后(たいごう)」 嬴政の母にして秦国の後宮を牛耳る太后。かつて美姫と呼ばれた中華随一の美貌を持つ! 嬴政の母であり、 先代の荘襄王(そうじょうおう)の后である太后。かつては邯鄲の宝石”美姫”と呼ばれるほどの美しさを持った趙国の稀代の美女であったが、元恋人である呂不韋の処世の策略として荘襄王の后となったことで敵対関係にあった趙国人民に疎まれ、嬴政と共に不遇の時期を送ることとなる。 趙を脱出し秦国後宮に確固たる権力を持つも、当時の暗い過去から美姫と呼ばれた頃の面影は無くすが、それでも去勢された宦官が性的衝動を感じるほどの美しさは衰えることは無かった。 その後呂不韋が送り込んだ男娼である嫪毐(ろうあい)と結ばれ子を授かった事で平穏な余生を望むも、嬴政の加冠の儀に乗じて秦を乗っ取ろうとした呂不韋の謀略により嫪毐と秦王宮へ謀反を起こすも平定され反逆者として断罪される。 秦国の遺恨となるため嫪毐との子を処刑することへ必死に命乞いをするが、嬴政夫人である向(こう)からなぜその愛情を嬴政には向けられなかったのか?と問われるシーンは胸を打つものだった。 美しさは圧倒的ナンバーワンであったが、その悲痛で数奇な運命から人相が変わってしまった美姫は3位にランクイン。 美しさ:★★★★★ 可愛さ:★★★☆☆ 色気:★★★★★ 性格:★★☆☆☆ 第2位 秦 飛信隊副官「羌瘣(きょうかい)」 蚩尤としての強さも去ることながらその美しさに溜息の羌瘣! 巫舞を操り圧倒的な個の強さを持つ羌瘣。比類なき強さとは裏腹な美しい姿に飛信隊の男たちも骨抜きな存在。飛信隊の副官として信と共に戦場の前線で戦い、信にとって無くてはならない相棒である。信のピンチを幾度と無く援けてきた羌瘣だが、信も羌瘣を守り抜く強い想いを持っており、それを感じれる場面には毎回感極まる。 姉である羌象(きょうしょう)の仇である蚩尤幽連(ゆうれん)との決戦も、蛇甘平原から共に戦ってきた信とその仲間達が、敵討ちだけを生きがいにして生きてきた羌瘣の帰る場所を作ったことで羌瘣は幽連に打ち勝つことができた。 信への想いは人一倍強く、敵討ち後に飛信隊へ戻ってきた際には信との子を作ることを宣言するなど、河了貂という気になる存在もいる中、今後の信と羌瘣の関係の行く末には目が離せない。 美しさ:★★★★★ 可愛さ:★★★★☆ 色気:★★★★☆ 性格:★★★★★ 第1位 山の民「楊端和(ようたんわ)」 山の民を率いる猛者である女王である楊端和!強さだけでなく美貌も比類なき存在! 嬴政の中華統一の理念に感銘し、キングダムの序盤から事あることに嬴政の窮地を救ってきた楊端和。王弟反乱の時も、合従軍侵攻で蕞を防衛する時も、趙国への鄴攻略の際にも、秦国の存続には楊端和の存在が無くてはならない。 軍を率いる知略や個の武勇、信念の強さも中華の裂将を凌駕する驚異的な強さを持ち合わせながら、その美貌も圧倒的である。鄴攻略戦においては秦国の将軍として秦軍の一角を担い、従軍した壁(へき)将軍をメロメロにしている。 映画キングダムでは超正統派美人女優である長澤まさみが演じるのも頷ける強さを持ち合わせたまさにキングダム史上もっとも美しい女性といっても過言ではない。 美しさ:★★★★★ 可愛さ:★★★☆☆ 色気:★★★★★ 性格:★★★★ 番外編:トップ10に入らなかったもののキングダムを彩る美女たち 趙 李牧軍武将 「カイネ」 李牧の腹心であり若き軍師にして凛とした強さと美しさを持つ武将のカイネ。同じ女性軍師として河了貂のことを気にしている。合従軍編の蕞城攻防戦の時はお互いの命を救う。 魏 桓騎軍武将 「黒桜(こくおう)」 桓騎軍の紅一点であり弓の名手でもある妖艶な美女の黒桜。桓騎軍には珍しい冷静沈着な知力をもった女性武将。桓騎の不敵な魅力に虜になっている。 山の民 メラ族 「キタリ」 山の民でありメラ族のキタリ。趙国の鄴攻略において山の民の一人として従軍するが、最愛の兄であるカタリを戦場で亡しメラ族の族長としての使命を受け継ぐ。キタリの檄により、壁は値千金の武功を上げることとなる。 以上、キングダムを彩る美女TOP10でした。信の結婚相手になるのが誰になるのかも気になるところですが、これからも女性キャラクターたちのストーリーと活躍に期待です!

【名勝負TOP15】キングダム胸アツ・納得のベストバウトを徹底ランキング!

サムネイル画像:作画引用・出典 キングダム 30巻(原 泰久) 集英社龐煖に討たれた麃公が信に送ったメッセージ 激戦からの勝利。あの将軍の死。漫画「キングダム」で繰り広げられる全ての戦闘シーンを徹底分析し感動の上位15場面をランキング ”強き者をさらに強き者が倒し、歴史は塗り替えられる。だから乱世はおもしろい。” それぞれが背負った想いをぶつける武将たちの熱き戦い 。キングダムの世界を彩る様々な名場面の中でもやはり心揺さぶられるのは歴戦の列将達の決戦シーンを紹介。 全戦を時系列で見たいアナタは「【キングダム 全勝負①】ALL戦闘シーン54戦を最新まで紹介![はじまりから合従軍編まで]保存版・常時更新」をご覧ください! ※物語のあらすじと共に紹介しているのでネタバレを含みます。 第15位 秦 千人将「信」vs 趙 将軍「万極」合従軍侵攻編 @函谷関 対趙軍(27巻) 万極(まんごく)は過去長平の戦いによって秦軍六大将軍だった白起(はくき)が趙の40万人にのぼる捕虜を生き埋めにした際の生き残り。万極軍も遺児たちで構成され、秦への強烈な恨みから虐殺を繰り返してきた。 万極との戦いが名シーンなのは、秦が中華統一を果たすまでには人が人を殺める乱世が続き、その中で自分も含め誰しもが恨みにかられ万極のようになってもおかしくないと信が感じ、そういったジレンマにも打ち勝ち、信念を曲げない決意を示すところにある。 違う!! 俺だって身内を殺された。だがてめェみてェにはなってねェお前には、たまたまそこから引き上げる人間が周りにいなかっただけだたまたま運が悪かっただけだお前は憐れな奴だこんな気色悪ィ怨念や亡霊共をしょいこまされちまって、こいつらの重みでお前はぶっ壊れちまったんだよ分かってんのか万極、一番呪われちまったのはお前自身なんだぞ! てめェの痛みはしょってってやる だからお前はもう楽になりやがれ!! 秦 千人将 信(出典:キングダム 27巻(原 泰久)集英社) 捻じ曲がった恨みの感情を源泉に戦う万極へ、戦争孤児で下僕だった信は同情し、憐れみながらも討ち取る。信は万極の死に際、秦将として二度と長平のような惨劇は起こさないと誓う。これ以降も中華統一の過程にある乱世の裏腹に正義の定義は何か考えさせられる印象的な戦いであった。 【結果】○ 信 vs 万極 × 第14位 秦 大将軍「麃公」vs 魏 大将軍「呉慶」蛇甘平原の戦い編 @蛇甘平原 対魏軍(5-7巻) 呉慶(ごけい)vs麃公(ひょうこう)の決戦が名シーンである決め手は、天下の大将軍を夢見る信が始めて参加した戦で繰り広げられた大将軍同士の一騎討ち、即ちキングダムのストーリーの中で初めて描かれた大将軍同士の一騎打ちであるということ。 かつて甲という国を趙に滅ぼされた亡国の王族であった呉慶。秦の六大将軍や、趙の三大天と渡り歩いてきた魏国の魏火龍七師の一人であり、他の6人と異なり唯一生き残っていた知略にとんだ大将軍。他国の侵略に凄惨な過去を持つ呉慶は、秦国からの侵攻に知略を忘れ激情にかられ、個の武では圧倒的に勝る麃公に対し一騎討ちを仕掛け善戦するも最後は麃公の前に討ち取られてしまうのであった。 本能と武勇で戦う麃公将軍の姿は、王騎(おうき)に並び信が敬い道標となる将軍像となり、キングダムの世界に無くてはならない猛将の一人と言える。 【結果】○ 麃公 vs 呉慶 × 第13位 秦(嬴政)「信」vs 秦(王弟)「ランカイ」王弟反乱編 @咸陽 王宮本殿 対秦王弟陣営(4-5巻) ランカイとの戦いが名シーンであるのは、無名の下僕であった信がここまで朱凶・ムタ・左慈という数々の刺客に打ち勝ち、強力な怪物であるランカイをまで倒してしまうというポテンシャルを見せ付ける一戦であるという点。 山の民の決死の援護と、壁からの剣を信じろという檄を受け、高く舞い上がった信がランカイの背後から刃を突き刺し、致命傷を負ったランカイは戦意を失う。 信の活躍により王弟成蟜のクーデターは鎮圧され、信と嬴政との中華統一へ向けた乱世の物語が始まることとなる。 【結果】○ 信(バジオウ・タジフ・シュンメン) vs ランカイ × 第12位 秦 軍総司令「昌平君」vs 毐国 将軍「ワテギ」 嫪毐の乱編 @咸陽 対毐国軍(40巻) 嬴政の加冠の儀による王宮の虚をついた毐国のクーデターである嫪毐(ろうあい)の乱編にて最も印象的だったのが、昌平君(しょうへいくん)が呂不韋(りょふい)の四柱ではなく軍総指令として秦国の窮地を救うため自ら打って出たこと。昌平君がただの軍師ではなく、圧倒的な武勇を持ち、敵将ワテギを瞬殺するシーン。 長年にわたる秦国内での秦王嬴政陣営と相国呂不韋陣営との権力抗争は、嬴政が加冠することで終焉を迎えるところだったが、最後に呂不韋が画策した謀略は毐国の謀反に乗じて嬴政陣営を倒すことであった。 信は樊琉期(はんるき)を討ち取り、嬴政の嫡子を護ることに成功するも王宮には秦国へ恨みを持つワテギが生き残っていたが、直前に呂不韋陣営から離反した昌平君が屈強な私兵と共に王宮へ参上し、自らワテギを討ち取ったことで呂不韋の思惑は打ち砕かれることとなった。 【結果】○ 昌平君 vs ワテギ × 第11位 秦 百人将「信」vs 趙 将軍「馮忌」馬陽侵攻編 @馬陽 対趙軍(12巻) 信が憧れる六大将軍である王騎から「飛信隊」という名をもらい、王騎の策略と信の持ち前の強さが知略に富んだ武将である馮忌(ふうき)を討ち取ったシーンは、キングダムのストーリーの中でも”初めて信が将軍級の首級を取った”印象的な場面だった。 蛇甘平原の戦い以来、三大天龐煖(ほうけん)擁する趙軍との戦いとなった馬陽侵攻編は、信が参戦した二回目の大戦であった。陣地や多くの兵を倒すことより一人の有能な武将を討ち取るべきだとする王騎の策略において、遊撃隊の任を受けた飛信隊が仲間達と決死の突撃で馮忌軍本陣を急襲し、最後は信の力が馮忌の知略を超え敵将を討ち取ることに成功するのであった。 【結果】○ 信 vs 馮忌 × 第10位 秦 千人将「信」vs 趙 三大天「龐煖」合従軍侵攻編 @蕞 対趙軍(33巻) 合従軍編の佳境。咸陽の喉元まで差し迫った蕞での攻城戦において、秦王嬴政自らが鼓舞により蕞の民は兵士として戦い耐えし趙を跳ね返したものの最後に現れたのが武神「龐煖」。 馬陽にて戦った際に深手を負い、自らを救出してくれた同郷の尾到(びとう)を亡くしたという因縁の相手であり、直前に尊敬する大将軍の麃公を殺した仇でもある龐煖に対し、信は「超えなくてはならない相手」として一騎討ちに挑む。 馬陽では歯が立たなかった龐煖に対し、龐煖には麃公が与えたダメージがあるものの互角に戦い、最後は致命傷になりかねない一撃を龐煖の胸に突き刺すことに成功する。しかし、龐煖は退かず戦うも、山の民の出現に壊滅状態に陥った李牧が撤退の命令に従い龐煖も退却し両者は決着がつかず、戦は秦が勝利することとなる。 【結果】△ 信 vs 龐煖 △ 第9位 秦 将軍「蒙武」vs 楚 将軍「汗明」合従軍侵攻編 @函谷関 対楚軍(29巻) 蒙武(もうぶ)と汗明(かんめい)との一騎討ちが名シーンであるのはキングダム史上類を見ないほどの壮絶な武と武の激突であるという点。合従軍編で初めて秦と楚の武将との対決が描かれたが、蒙武の武勇を目の当たりにする一戦であった。六大将軍の一人である王齕(おうこつ)を敗走させたほどの猛将である汗明に一歩も引かない蒙武。お互い腕の骨が飛び出る程の打ち合いを見せる。しかし、加勢に入った蒙武の息子である蒙恬(もうてん)が汗明に斬られ致命傷を負い、それに激情した蒙武はとうとう汗明を討ち取る。 汗明に討たれ瀕死の蒙恬へ、蒙武の家臣が最期の言葉をかけてあげてくださいと言うが、蒙武は「その程度で死ぬ倅ではない」と息子の強さを信じる父親としての一面も見せる将軍蒙武の姿に感極まるシーンだった。 【結果】○ 蒙武 vs 汗明 × 第8位 秦 大将軍「張唐」vs 韓 大将軍「成恢」合従軍侵攻編 @函谷関 対韓軍(28巻) 合従軍の侵攻に対し、国門である函谷関を防衛する老将「張唐(ちょうとう)」。長きに渡り秦国の忠臣として祖国に仕えた将軍へ、韓軍の総大将である成恢(せいかい)は姑息にも毒を浴びせ長く持たない体とする。死を覚悟した張唐はこの戦地を最期と定め、桓騎(かんき)の奇襲と共に成恢の本陣へ迫る。 毒を合理的な戦術だと言う成恢であったが迫りくる張唐を前に背を見せて逃走を図るも、数々の戦場を渡りぬいた張唐はその姿に憤り成恢を一刀両断する。 成恢との戦いの前夜、桓騎に「なぜ秦国の武将をしているのか?」という問いに対して「武将だなんだと偉そうにしているやつより戦が抜群に強いからだろ。秦がどうなろうが知ったことではない」と返されるも、桓騎の知略と武力を認め死に際には「秦国一の武将になれ。秦を頼むぞ」と言い残し絶命する。馬上から崩れ落ちる張唐を「調子が狂うじじいだ」と漏らしながらも落馬せぬよう掴み、敬う振る舞いを見せる桓騎。 張唐vs成恢戦が印象的であるのが、国を守り続けた老将と国に執着のない若い武将との心を交流を感じる名シーンであるからと言える。 【結果】○ 張唐 vs 成恢 × 第7位 秦 四千人将「王賁」vs 魏 大将軍「紫伯」著雍攻略編 @著雍 対魏軍(37巻) 著雍攻略戦において蛇甘平原にて絶命した呉慶を最期に途絶えたと思われていた魏火龍七師のうち霊凰(れいおう)・凱孟(がいもう)・紫伯(しはく)の3人が生き残っており秦軍に対峙する。その中でも、最愛の女性であった紫季歌(しきか)を太呂慈(たいろじ)に殺されるという私怨にかられ魏火龍のうち太呂慈・晶仙(しょうせん)・馬統(ばとう)の3人を一人で葬った、中華最強と思われる槍術使いの紫伯が王賁(おうほん)の前に立ちはだかる。王賁は初戦こそ紫伯に敗走するものの、翌日には私怨のみで戦い続け生への執着を感じない我流の槍術をあやつる紫伯を見切り、正統な槍術で急所を貫き紫伯を討ち取る。 信・蒙恬と共に若手の秦軍武将の中でもとりわけ気高い王賁。中華に名を刻む大将軍になるにはここで紫伯を討ち取ることに意味があると発起し、最強の槍手である紫伯を討ち取ったことで、王賁の槍術が中華最強水準であり、あらゆる猛者に渡り歩ける武力を持っていることを証明する一戦であった。 【結果】○ 王賁 vs 紫伯 × 第6位 羌族「羌瘣」vs 幽族「幽連」 @趙国 蚩尤決戦(34巻) 最愛の姉であった羌象(きょうしょう)の仇討ちを遂げることだけのために生きていた羌瘣(きょうかい)は、秦国が合従軍に勝利した後、姉の仇である幽連(ゆうれん)の居場所を突き止め趙国へ向かう。 羌族の生き残りである羌明(きょうめい)の手引きで幽連と対峙するが、祭で生き残った幽連は実妹を殺め蚩尤として生き残り真の強さを得ており、その強さは羌瘣の想像を超えるものだった。幽連を倒す唯一の方法は、巫舞を意識が戻ってこれない深さまで落とし今までにない強さを発揮することだったが、それは昏睡に陥り自身の死を意味するものだった。しかし、飛信隊の仲間たちの存在が意識をつなぐ光となり、とうとう羌?は深い巫舞で覚醒し幽連を討ち取ることに成功する。 信と飛信隊の仲間達との出会いを通し自分の居場所を見つけた事で幽連を倒す強さを得ることとなった。羌瘣は幽連の亡骸を隠すことで、次の蚩尤を決める祭が行われないようにし、羌象へ精一杯生きることを近い信の元へ帰るのだった。 【結果】○ 羌瘣 vs 幽連 × 第5位 秦 大将軍「蒙驁」vs 魏 大将軍「廉頗」山陽攻略編 @山陽 対魏軍(22巻) 秦の大将軍、また蒙武の父であり蒙恬の祖父でもある「白老」の異名を持つ老将の蒙驁(もうごう)。凡庸な武将と評されるものの安定し堅実な戦い方で多くの武功を残してきた蒙驁が魏国山陽攻略の総大将に抜擢された際に対峙したのが、過去一度も勝てなかったという因縁を持つ宿敵である廉頗(れんぱ)であった。 魏へ亡命前に趙の三大天であった圧倒的武勇と知略を誇る廉頗の出陣に焦る蒙驁であったが、信の「じーさんに一発逆転の好機が生まれたってことだろ?」という不安を意に介さない一言に感化される。 若い頃にケンカで一度も勝てなかった相手がいたとするそしてじじィになった今 なんとその相手ともう一度ケンカをすることとなったしかも相手はじじィになっても老い衰えるどころか逆に脂の乗った絶頂期ときておる化物じゃ フォッフォ深刻じゃろ 秦国 大将軍 蒙? 悩み意味が全っ然わからんだってそれは この期に及んでじーさんに”一発逆転”の好機が生まれたって話だろ!ケンカってのは最後に立ってた奴の勝ちだ次勝って勝ち逃げしてやれよ!そうすりゃじーさんの総勝ちだ! 秦国 三百人将 信   秦軍は副将の王翦(おうせん)・桓騎の活躍もあり善戦するが、廉頗は自ら背後より蒙驁の本陣を急襲し、両者は一騎討ちとなる。武力の劣る蒙驁であったが、奮起し廉頗と互角に戦う。これまで秦の六大将軍や趙の三大天と同じ時代を生きてきたものの、そういった列将に比較し目立たなかった蒙驁が、最後の最後で凄まじい武力と熱い想いを抱いて戦う姿はとても胸を打たれる対決シーンであった。 結果蒙驁は腕を落とされる深手を負うが、桓騎が魏軍の本陣を落とし、王翦が無傷で睨みを利かせたことにより魏は降伏することとなり蒙驁率いる秦軍は見事勝利を掴む事となる。 […]