サムネイル画像: 作画引用・出典 キングダム英語版 (原 泰久) 集英社
日本だけでなく全世界で読まれているキングダム!物語で登場する名言の英訳をご紹介!日常で言えたらかっこいい!?
キングダムの名シーン・名言の英訳を通して英語を勉強するシリーズ第二弾。今回は比較的短文の名言を英語でどう言うかを海外版のコミックを抜粋してご紹介!
第一弾の記事はこちらからどうぞ
- 1. キングダム名言集 英語ver.
- 1.1. 「いいな 信!! 託したぞ!!」漂(1巻)
- 1.2. 「俺を天下に連れて行ってくれ。」漂(1巻)
- 1.3. 「奴らの見た夢を現実のものに変えてやれよ!!」信(3巻)
- 1.4. 「戦は”数”じゃねェ ”人”だ」信(9巻)
- 1.5. 「全軍 前進」王騎(11巻)
- 1.6. 「共に中華を目指しましょう 大王」王騎(16巻)
- 1.7. 「だってそれは この期に及んで一発逆転の好機が生まれたって話だろ!」信(19巻)
- 1.8. 「私は”絶対に勝つ戦”以外興味はない」王翦(21巻)
- 1.9. 「そうじゃねェだろ 俺達はみんなてめェの足で立って戦ってんだ!」信(22巻)
- 1.10. 「バカを言え。死ぬまで儂は現役じゃァ」廉頗(23巻)
- 1.11. 「助けに来てやったぞ 信」河了貂(23巻)
- 1.12. 「突撃じゃあ」麃公(25巻)
- 1.13. 「天下の大将軍だ!」騰(26巻)
- 1.14. 「心配すんな 全部 上手くいく」桓騎(28巻)
- 1.15. 「取るに足らぬ小事です」昌平君(31巻)
キングダム名言集 英語ver.
「いいな 信!! 託したぞ!!」漂(1巻)
「いいな 信!! 託したぞ!!」
Do you hear me,xin?! I’m entrusting this to you!
Do you hear me=分かったか?
entrust=委託する
“Do you hear me”(分かっているか?/いいか?)”Can you hear me”(聞いているか?)など、そのまま投げかけに使えるセンテンスは日常で使う頻度が高いため覚えておくと便利だ。
「俺を天下に連れて行ってくれ。」漂(1巻)
「俺を天下に連れて行ってくれ。」
Take me with you across the world.
Take me with you =俺も(あなたと共に)連れて行ってくれ
across the world =世界中に
“Take me with you”は一緒にどこかへ連れて行ってほしい際にそのまま使えるセンテンスとして活用頻度が高い語彙だ。
「奴らの見た夢を現実のものに変えてやれよ!!」信(3巻)
「奴らの見た夢を現実のものに変えてやれよ!!」
Then turn dreams they had into a reality!!
turn ●● into a reality=●●を現実に変える
dreams they had =彼らの持っていた夢
「戦は”数”じゃねェ ”人”だ」信(9巻)
「戦は”数”じゃねェ ”人”だ」
Battles aren’t about numbers. They’re about the people.
○○ is/are not about ●●, ○○ is/are about ●●
○○は●●じゃない、○○は●●だ
そのまま単語を入れ替えて使えそうなセンテンス。
「全軍 前進」王騎(11巻)
「全軍 前進」
All troops. Advance.
troops=軍隊
advance=前進
ビジネスシーンにおいても何かをスタートさせる際に行ってみたいパワーのある一単語”Advance”。
「共に中華を目指しましょう 大王」王騎(16巻)
「共に中華を目指しましょう 大王」
Let us aim for all of china together, your majesty.
Let us aim for ●●=●●を目指しましょう
all of china =中国全土
your majesty=陛下(君主に対する尊称)
リーダーがビジネスにおいてメンバーと共に共通目的を目指すメッセージを伝える際に”Let’s aim for~”は使えるイディオムだ
「だってそれは この期に及んで一発逆転の好機が生まれたって話だろ!」信(19巻)
「だってそれは この期に及んで一発逆転の好機が生まれたって話だろ!」
‘Cause isn’t this your chance to make a huge turn-around!?
‘Cause(Because) isn’t this~ =これは~ではないのか?
your chance to make~ =~するあなたの好機
huge turn-around =大きい転換(一発逆転)
一発逆転を意味するHuge turn-aroundは語感もいいので、覚えておくとかっこよく使えるワードだ
「私は”絶対に勝つ戦”以外興味はない」王翦(21巻)
「私は”絶対に勝つ戦”以外興味はない」
I have no interest in anything other than “battle that I can definitely win”.
I have no interest in =興味が無い
anything other than~=~以外に
battle that I can definitely win =絶対に勝つ戦
“I have no interest in anything other than video game”(僕はゲーム以外に興味はない)など、このセンテンスはそのままあらゆる場面で強い興味を伝える際に使えるかもしれない。
「そうじゃねェだろ 俺達はみんなてめェの足で立って戦ってんだ!」信(22巻)
「そうじゃねェだろ 俺達はみんなてめェの足で立って戦ってんだ!」
But there’s no way in hell that’s true. You…Me… Everyone right here is fighting and standing on our own two feet!!
there’s no way in hell=絶対に無理だ
that’s true=それはそうだ、ほんとだ
⇒ 「(すべて天に任せられていることに対して)でも、そりゃそうだということは絶対にない」という全く同意できないという意のニュアンスで「そうじゃねェだろ」
You…Me…Everyone right here=俺もお前も全員がここにいる
is fighting=戦っている
and standing on own two feet=自らの二本の足で立って
「バカを言え。死ぬまで儂は現役じゃァ」廉頗(23巻)
「バカを言え。死ぬまで儂は現役じゃァ!」
Don’t be stupid.I’m not retiring until the day I die!
Don’t be stupid=バカにするな
I’m not retiring=引退しない
until the day I die=私が死ぬ日まで
死ぬまで現役を死ぬまで引退しないと表現している。
ビジネスにおいて、ずっと現役だと意気込む場面も少なくない。その際にI’m not retiringと使ってみたいものだ。Don’t be stupidもそのまま使える語彙だ。
「助けに来てやったぞ 信」河了貂(23巻)
「助けに来てやったぞ 信」
I’ve come to help you out, SHIN
I have come to~=~しに来た(現在完了形)
help ●● out=(困難な状況などにおいて)●●を手助けする
単に助けるhelpより手助けする・支援するというニュアンスのhelp outは使えるイディオム
「突撃じゃあ」麃公(25巻)
「突撃じゃあ」
CHARRRGE!
Charge=(主に騎兵などで)突撃する
一般的には請求する・充電するなど様々な意味があるchargeだが、騎兵(cavalry)においてchargeは突撃を意味する
ビジネスにおいて部下に張り切ってほしい時にCharge!と使ってみたい
「天下の大将軍だ!」騰(26巻)
「天下の大将軍だ!」
A great general of heavens!
great general=大将軍
heavens=天下(≒天上天下 :宇宙・地球すべての世界)
※天下のみだとworld、またこの時代の感覚として世界=全中華とするとAll of chinaともなるうるが、天下を”全ての世界”という意味で捉えてheavenと解釈していると推察
キングダムの時代背景における世界観では天下が全ての世界という概念であると考えるとworldよりheavenを用いたと考えられる
ちなみに、思わず笑ってしまう録嗚未のツッコミ
「あんたは違うだろ」の英訳は
That’s not exactly you, is it?
○○ is not exactly ●●=○○は(厳密に言うと)●●ではない
,is it?=ですよね?
⇒ それ(天下の大将軍)はあなたではないですよね?=あんたは違うだろ
天下の大将軍だ!を日常で使うことはあまりないと思うが、録嗚未の発言にある”not exactly”や”is it?”などは使える場面が多いかも
「心配すんな 全部 上手くいく」桓騎(28巻)
「心配すんな 全部 上手くいく」
No need to fret, Everything’s going to go just fine.
No need to ~=~する必要はない
fret=悩む、やきもきする
be going to go~=~に行く
just fine=とても順調に・全く問題なく
人生で一度は言ってみたい、誰もが惚れていしまうクールな桓騎の言葉。それをさらにかっこつけて英語で言ってみたいものだ。
「取るに足らぬ小事です」昌平君(31巻)
「取るに足らぬ小事です」
Completely inconsequential.
completely=完全に
inconsequential= 重要ではない・取るに足りない
※全く取るに足らないこと、つまり小事であるということから英訳では”小事”という単語そのものの訳は割愛し、inconsequentialという一単語で言葉の強さを表現している。
知的な昌平君のパワーワード。問題が起きた際や、懸念を示されたときに意に介さず”Completely inconsequential.“と言えたら超クール!?
キングダムのストーリーの中でも胸アツの名言を通して英語を学ぶ記事をお届けしました。列将のパワーあふれる言葉をぜひ日常の生活やビジネスでも使ってみたい。